バチェラーの女性バージョンのバチェロレッテ。
バチェラー3があんな終わり方だったので、内心ヒヤヒヤしながら見ていましたが、今回もある意味、物議を醸す終わり方でした。
バチェロレッテが誰も選ばない
最初、黄さんが選ばれなかった時点で杉ちゃん推しだった私は
「スギちゃん!!やったやん!モエコさん見る目あるわ!」と口角泡を飛ばしながら隣で見ていた嫁に話しかけていましたが、
バ「恋人としてじゃない…」
私「え…」
最初は、エンターテイメントとして、誰も選ばないのはどうなのと思いましたが、落ち着いて振り返ると、まぁそれもアリなのかなと思えたので今回のバチェロレッテについて感想をまとめていきます。
あとどうでもいいですけど、黄さんって三国志の蜀を滅ぼすことになった黄皓(こうこう)と同姓同名なんですよね。おっさんならわかってくれると思いますが。

日本で言うと、明智さんが子どもに光秀ってつけるようなもの。北条さんが高時ってつけるようなもんですよね。
ちょっと違うか。
もしも、萌子さんがバチェラー友永さんだったら。
「最後2人残って、この2人から選ばなあかんこと、分かってます。
だから、屋久島の神様の前で真剣に向き合おうって。そう思いました。
でも、神様の前で考える時間、全然もらえないです。
だから真実の愛、まだ見つかってないです。けど、そんなん些細なことやなって。そう思いました。
で、めっちゃ悩んで結論だしました。
どっちも選べんなって。
僕の人生を決めるのは僕やなって。本気でそう思いましたね。」
福田萌子という人
今回のバチェロレッテ、福田萌子さん。
いい意味でも悪い意味でも表裏がなく、芯が強い人だと思います。
まっすぐすぎるが故に、私みたいな少し曲がった人から見ると
- 重い
- 一緒にいたら疲れそう
- 面倒くさい
- 何必死になってんの?
といった印象を受けます。
学級会で不真面目な男子に対し涙を流す姿が想像できます。
ネガティブなことを書きましたが、それは私が曲がっているからであって、男性側でも萌子さんマインドの人はたくさんいます。
そういった人とは波長が合うと思います。
全然話かわりますけど、なんでバチェロレッテの父親でてこんのや?
今までバチェラー側の両親が出てこなかったことなんてないやろ。
- 2 on 1デートでルール無視してどちらも選ばない
- 父親出さない
- 家も出さない
- でもよくわからない弟的存在はだす
- 最後誰も選ばない
知らんけど、アマゾンのスタッフ苦労したんちゃうか?
誰も選ばないという選択 真実の愛とは?
ツイッターやインスタの感想を見ていると、賛否がキレイにわかれていて面白いです。
- 好きな人が見つからなけらば選ぶ必要はない
- 真実の愛を探しに来ているので見つからなければこの選択もあり
- 真実の愛ってなんやねん
- 運命の人かどうかなんてすぐにわからない
- ルールを守れ
恐らくこの意見の分かれ方は未婚か既婚かによると思います。
すくなからず、どこかを妥協して結婚した既婚組(そうじゃない人もいる?)とまだ理想と現実の折り合いがついていない未婚組。
既婚組の私から言うと、結婚する前から真実の愛、運命の人かどうかなんて絶対にわからんということやで。
ある程度えいや!で決断しないといつまでたっても結婚なんてできないで。
だって、結婚前に知れる相手のことなんて、うっすい表面ぐらいやで。湯葉ぐらいうっすいで。
結婚してから知ることのほうが圧倒的に多いです。
なので、真実の愛が見つからなかったと誰も選ばなかったバチェロレッテの選択もわからなくないですが、そんなもんいつまでたっても見つからんということや。
32歳でまだ「真実の愛」とか「運命の人」とか言ってる時点で、彼女の洞察力はその程度なんだと思いました。
おそらく彼女の恋愛観、結婚観は家族の影響が強いのでしょう。そこから脱却できるか否かで福田萌子さんの今後の人生は180度変わると思います。
もちろん、今の考えを突き通すもいいと思いますが。
なんだかんだで面白かったバチェロレッテ
はじめは”高スペック男子に群がる女性”というバチェラーの構図より少しわかりにくかったバチェロレッテでしたが、なんだかんだ言って面白かったです。
ただ、バチェラーの参加者と違い、バチェロレッテでは参加者の動機が弱い人が多かったように思うのでその点を2で改善してほしいです。
なんにせよ、あーだこーだ言いながらみるバチェラー、バチェロレッテは面白いので早く続編が見たいです。